自然観察会に野鳥探索(探鳥)のイベントがあり参加した。今回で2回目、全くの初心者である。
今朝早く霧雨模様で、そのまま曇り空になるのか小雨になるか分らぬまま、かような天気なら本来中止となるところを、リーダーの厚意で実施の運びとなった。参加者が極めて少数だったにもかかわらず。感謝。
(本ブログ関連:”野鳥観察会”)
実は、先日購入に手間取った双眼鏡をようやく手にできたので、試してみたいこともあって参加した次第。6×30の視野の広さと明るさの効用を体験したかった。
ベテランリーダーの後ろについて探鳥する。鳥の姿だけでなく、鳴き声も聞き分けるという。植物観察の場合、足元の野辺の野草に目が注がれるのに対して、野鳥観察の場合、鳥たちが樹上に留まったり頭上を飛翔するため視点が上がる。観察リストの作成に当たって、観察場所を巡るとき前方で見つけた鳥だけをカウントし、後方の野鳥は対象外になるそうだ。
超初心者の視野に入った野鳥は次の通り。
・カラス: ハシボソカラス(高圧線上に十数羽並ぶ)、ハシブトカラス
・アオサギ: 野川に足を浸かり、岸辺の草の中に頭を突っ込んでエサを探していた。
・カルガモ: 野川の流れに身を任せるように2羽が浮かんでいた。
・カワセミ: 野川の岸の小枝に静かにたたずんでいた。(「コバルト色の背、緑色の翼」が美しい)
その他、アオゲラの影を探したり、オオヨシキリの声を聞いたりした。初心者には、それ以上の観察はむつかしい。一方、ベテランはカワセミやコサギをしっかり写真に収めて、つぎつぎ鳥をカウントしていく。
次回、もっと天気がよければ、多くの種類を見つけられるだろうとのこと。ぜひ参加してみよう。