昨日(9/20)の自然観察会で撮った写真と、そのとき聞き書きしたメモと一致する花をネット上で見つけることができないでいた。放って置くのも気分がよくないので、近くの街にある書店へ出かけ、雑草図鑑を購入して、ぴったり当てはまるものを探した。
先日のラジオ番組*に出演されたのを聴いて知った、植物生態学の研究者でもある多田多恵子氏の「もっと 美しき小さな雑草の花図鑑」(山と渓谷社)の中に、「ツリフネソウ」の紹介があった。まったくもって観察会での写真と同じだ。どうやら<ツリガネソウ>と聞き間違えてメモしたようだ・・・しっかり聞き直すべきだったと反省。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科) |
(*)ラジオ番組:
・Youtube: 2020.9.2 NHK ラジオ深夜便「野に咲く花/雑草に 魅せられて」
( https://www.youtube.com/watch?v=wtxrcVv6wMI )
・NHKらじる★らじる:2020.9.19 石丸謙二郎の山カフェ「憧れの紅葉の山」(9時台)
( https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=4750_01 )
ドクダミについて
ところで、わが家の庭を悩ますドクダミについて、多田氏の上記の図鑑にこんな記述があった。ドクダミは、被子植物の「単子葉類」と「双子葉類」とは別に、それ以前に存在した原始的被子植物「基部被子植物」にあたるという。1990年代のDNA研究で系統樹が書き換えられたという。ドクダミは古いやつなのだ。
上記Youtubeの同氏の解説によれば、今でこそ嫌われもののドクダミだが、家庭の庭先に多いが山の中に見なれないのは、昔常備薬として庭に植えていたからという。それじゃしょうがないか。
(本ブログ関連:”ドクダミ”)