空想と現実が未分化なまま、物語を紡ぐことができる子ども時代は素晴らしい。(それが中二の思春期には、生半可に現実を理解して拘泥するようになる)
子どもはクリスマスが待ち遠しい。クリスマスに、サンタクロースがプレゼントを運んできてくれるからだ。朝、目覚めたとき、枕元にプレゼントを発見して、空想が現実とつながっていることを確認する。自分の世界にとどまれる大きな安心なのだ。
だから、いかにたずねられても、大人はサンタクロースが存在することを語らねばならない。そして子どもはクリスマスに見たことを、いつまでも夢に残せばよい。いずれ体験した空想の世界を忘れることになるのだから。
愛らしくもありがちな、子どもらしい世界をそっと覗いた、The Jackson 5(メインに子ども時代のマイケル・ジャクソン)が歌う「ママがサンタにキッスした(I saw Mommy kissing Santa Claus)」を聴いてみよう。旋律がとてもやさしい。
(本ブログ関連:”ママがサンタにキッス(を)した”)
(Youtubeに登録のobdianeに感謝)