鳥取県で大きな地震があった。テレビで、気象庁長官だったという方が、中国地方の最高峰である古い火山の「大山(だいせん)」から、過去に火山灰が降り積もった地域なので、地震の規模以上に揺れを大きく感じるかもしれないと語っていた。
気象庁発表によれば、<今日(平成28年[2016年] 10月21日)14時07分頃、鳥取県中部(北緯35.4度、東経133.9度)で地震があった。震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定され、最大震度6弱だった>とのこと。
直近の地震は、10/18にあったようだが、今日につながるなんて誰も予想しなかったろう。また、鳥取県は「活断層が(痕跡も含めて)発見されない地域」ながら、① 第二次世界大戦中の1943年に、「鳥取地震」が発生した。② 最近4/14発生の「熊本地震」以来、素人ながら気掛かりなのは、地震が日本海側を北上する経路上にあるように見えてならない。
(本ブログ関連:”鳥取県+地震”)
気象庁の「各地の震度に関する情報」から、直近の鳥取県の地震をりあげる。
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検知日時 震央地名 マグニチュード 震度
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平成28年10月21日15時50分頃 鳥取県中部 M3.0 震度1
平成28年10月21日15時47分頃 鳥取県中部 M3.5 震度2
平成28年10月21日15時46分頃 鳥取県中部 M3.2 震度1
平成28年10月21日15時44分頃 鳥取県中部 M3.1 震度2
平成28年10月21日15時41分頃 鳥取県中部 M3.0 震度2
平成28年10月21日15時37分頃 鳥取県中部 M2.7 震度1
平成28年10月21日15時32分頃 鳥取県中部 M3.7 震度2
平成28年10月21日15時27分頃 鳥取県中部 M3.7 震度3
平成28年10月21日15時21分頃 鳥取県中部 M2.8 震度2
平成28年10月21日15時18分頃 鳥取県中部 M2.7 震度2
平成28年10月21日15時14分頃 鳥取県中部 M3.5 震度1
平成28年10月21日15時02分頃 鳥取県中部 M4.2 震度3
平成28年10月21日14時53分頃 鳥取県中部 M5.0 震度4
平成28年10月21日14時46分頃 鳥取県中部 M4.3 震度4
平成28年10月21日14時33分頃 鳥取県中部 M4.3 震度4
平成28年10月21日14時30分頃 鳥取県中部 M4.6 震度3
平成28年10月21日14時15分頃 鳥取県中部 M3.8 震度3
平成28年10月21日12時12分頃 鳥取県中部 M4.2 震度4
平成28年10月21日14時07分頃 鳥取県中部 M6.6 震度6弱
平成28年10月18日08時24分頃 鳥取県中部 M3.1 震度2
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(追記)
日本経済新聞、「鳥取地震『横ずれ断層型』 熊本と同じ内陸直下 気象庁が見解」(10/21 22:12)
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・21日に鳥取県中部で発生した地震は熊本地震と同じく内陸直下で起きた。気象庁は、この地域に多い「横ずれ断層型」の地震との見解を示した。付近で大きな活断層は知られておらず「未知の断層」が震源となった可能性がある。地震を起こすひずみがたまりやすい地域との指摘も出ており、政府の地震調査委員会は22日に臨時会合を開いて今回の地震を検証する。
(以下略)
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