KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(10/12)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、障害を持つ音楽家の歌や演奏を3曲を紹介した。
<未聴取>のため、韓国語版記事より転載
1.「女唱歌曲 羽楽 風は(여창가곡 우락 바람은)」: イ・ヒョンア(이현아)歌、演奏正歌楽会
・歌客(歌い手)イ・ヒョンアは視覚障害者のため、母は生まれて一度も光を見ることができなかった娘に世界を聞かせてあげようとした。おかげで、5才のときからピアノを習い始めて、小学校3学年のときに正歌(歌曲(가곡)/時調(시조)/歌詞(가사))と出会い、中央大学校国楽科で勉強し、2013年、国立国楽院が主催する全国国楽競演大会で大賞を受賞した。現在、シルロアム管絃盲人伝統音楽芸術団員として活動している。
2.「倡夫打令(창부타령)」: イ・ヒワン(이희완)歌
・イ・ヒワン名唱は、国楽家の家に生まれ、勉強真っ最中の年齢で事故で視力を失うことになると、自然に歌に夢中になった。聞き覚えで身につけた声が、後々まで悔しかった彼は、40を過ぎた年齢で名唱を訪ね歩きながら、きちんとした声(歌)を習うため努力して、老年に達して世の中にその名が知られた。
3.「沈清歌(심청가)」から、「秋月満庭(추월만정)」: チェ・ジュン(최준)歌・ピアノ
・チェ・ジュンは、発達障害を持って生まれ、指が固まるのを防ぐためピアノを学び、舌がよく回らぬのを防ぐためパンソリを習い始めた。じっと座って練習する時間が重なって集中力がつき、呼吸が長くなって健康も良くなり、パンソリの歌詞を覚えて歌ってみれば暗記力が高まったという。大学で実用音楽を専攻したり、<ピアノ 並唱(弾き語り)>という自分だけのジャンルを切り開き活動している。