いわゆる愛唱歌の「麦畑(보리밭)」(1952年、パク・ファモク*作詞、ユン・ヨンハ作曲)は、穏やかな旋律が耳に残る。哀愁もあって、老若男女に受け入れられた歌曲だろう。教科書にも採用されたそうだ。
(*) ブログ「jonagym」に、「麦畑」の作詞者で放送人であったパク・ファモクについて、「1952年、釜山で避難生活中に、海軍従軍作家団音楽家団に属していたバク・ファモク(朴和穆)作詞、ユン・ヨンハ(尹龍河)作曲で作られた。(斗山百科)」など、詳細な記述がある。感謝。
この「麦畑」は、クラシック歌手も手がけるようだが、イ・ソンヒが歌えば、彼女の不思議な力で国民歌謡になってしまう、そんな気がする。(Youtubeの映像で、化粧にだいぶ力が入っているようで微笑ましい)
麦畑(むぎばた) 間道(あいだみち)、通り抜ければ
誰かが呼ぶ 声がして
私を止める
昔の想いが 寂しくて
口笛吹けば
きれいな歌、耳元に 聞こえてくる
振り返れば、誰れも 見えなくて
夕焼けの 空だけが
目に満ちる
(Youtubeに登録のjenny.kim )