東京の天気は、今日から下り坂で、早ければ平年(6月8日)より数日早く梅雨入りする可能性があるという。すでに、沖縄と奄美は先月中に、九州と四国は今月初に梅雨入りした。(気象庁:平成26年の梅雨入りと梅雨明け(速報値))
地方 | 平成26年 | 平年差 | 昨年差 | 平年 | 昨年 |
---|---|---|---|---|---|
沖縄 | 5月5日ごろ | 4日早い | 5日早い | 5月 9日ごろ | 5月10日ごろ |
奄美 | 5月11日ごろ | 同じ | 1日遅い | 5月11日ごろ | 5月10日ごろ |
九州南部 | 6月2日ごろ | 2日遅い | 6日遅い | 5月31日ごろ | 5月27日ごろ |
九州北部 | 6月2日ごろ | 3日早い | 6日遅い | 6月 5日ごろ | 5月27日ごろ |
四国 | 6月3日ごろ | 2日早い | 7日遅い | 6月 5日ごろ | 5月27日ごろ |
じめじめ湿気の多い時期、屋内にいると除湿機を動員する。正直、苦手なのだ。でも、そぼ降るなか、自然の景観には詩情がある。そして、そこへ織り込む想いは独特である。
途切れぬ雨に打たれながら、悲しみを癒し、流そうとする、イ・ソンヒの9集所収の「雨降る街に立って(비오는 거리에 서서)」(1994年、作詞・作曲イ・スンジン)を聴いてみよう。雨音と遠雷から曲は静かに始まる。
(本ブログ関連:”雨降る街に立って”)
-----------------------------------------------------
雨降る街に立って、あなたを待っているのね
行き交うたくさんの人たちの中で、私は立ち続けるのね
降る雨の中で、たたずんであなたを待っているけれど
どこにも見つからないあなたは、雨に濡れた私の心が分かるの
雨降る街に立って、あなたを思っているけれど
みすぼらしい私の姿は、私にも、どうしょうもできないの
消えていく、あなたの悲しい後ろ姿のように一人でここに
雨降る街に立って、あなたを待っているのね
暗い夜は更けていくのに、あなたは見えないのね
-----------------------------------------------------
(Youtubeに登録のRuby Kangに感謝)