深夜0時を過ぎて実施される、ソチ冬季オリンピックの男子スキージャンプ、ラージヒル*を見ようと頑張ったが、寝不足のためか見失ってしまった。日本の最初の滑走者、清水礼留飛のジャンプを見たような・・・その後について何も覚えていない。横着して横になってテレビを眺めたせいか、あっさり睡魔に襲われてしまったようだ。
(*)冬季オリンピックのスキージャンプには、ノーマルヒルとラージヒルがあって・・・。
結局、朝になって、付けっ放しのテレビ画面から、今や伝説となった葛西紀明(のりあき)が銀メダルを獲得したと知った。41歳の快挙である・・・それなのに寝過ごすなんて、勿体無いことをしてしまった。
彼は、1992年のアルベールヒル冬季オリンピック以来、7回目にして、個人として初めてメダルに輝いたという。すさまじい執念と克己力である。まさに、いぶし銀に相応しい栄誉だ
さらに凄いのは、インタビューで、次の目標は金メダルといった。・・・すぐにあきらめて、すぐに眠ってしまう身には、驚異としかいいようがない。もって生まれた才能と言い訳しがちだが、彼の強い持続力に・・・にわかファンは、ため息つくしかない。