きょうは二十四節気の「大暑(たいしょ)」、快晴が続き気温が上昇する、まさに今のこと。
(本ブログ関連:”大暑”)
暑いと浮かれていたら、次の節気は「立秋」(8/8)。きょう、暑い盛りとはいえ、やはり心のどこかで、ヒュウと風が吹きはじめる音がする。
とはいえ炎ゆる夏、住宅街の路地を「ブレイブボード」に乗ってゴロゴロと音を立てながら元気に駆けていた子どもの歓声も、さすがに聞こえてこない。あるいは、夏休み最初の日曜日のきょう、家族と行楽地にでも出かけたのだろうか。
高木のもと緑陰を求めて、その葉陰に覆われた公園の遊歩道を散歩したい。木洩れ日に強調される薄闇は、古い未熟な印刷物で見た、泰西名画(本来は西洋名画にすぎないのだが)の、コンスタブルが描いたニレの巨樹のよう。そこで涼をとってみたい。