きょうは二十四節気の「穀雨(こくう)」。畑地のすべての穀物(種や苗)にしっとりと雨が降り、葉先に滴(しずく)が輝いている・・・そんな風景が浮かんでくる。早朝まで弱雨(よわあめ=弱い雨)がつづいた。まさに恵みの雨だ。
(本ブログ関連:”穀雨”)
気象庁の「予報用語」*によれば、弱い雨を次のように定義している。
・小雨: 数時間続いても雨量が1mmに達しないくらいの雨。
・弱い雨: 1時間雨量が3mm未満の強さの雨。(備考:「弱い雨」は「小雨」を含む)
(*)予報用語: https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kousui.html
ところでこの時期、探鳥会のベテランの方が毎日発信される野鳥情報(写真)によれば、イカルの数が徐々に減っているようだ。
ネット上での情報の根探しに過ぎないが、「穀雨」を3分割した「七十二候」のうちの2番目を、Wikipediaによると、中国で「鳴鳩払其羽(めいきゅう その はねを はらう)」といい、鳴鳩が羽を払う(羽づくろい)時期とのこと。鳴鳩とは「イカル」を指すようだ(Wikitionaryでは「キジバト」)。
穀雨のころ、イカルが渡りの準備のために羽づくろいする時期なんだろう・・・と推測する**。
(**)参考: 日本野鳥の会サイトにある、「イカル」が撮影された時期
https://www.birdfan.net/pg/kind/ord17/fam1724/spe172417/