天気予報の通り、今日は暑かった。そして、都心、都下とも軒並み今年最高の気温を記録した。気象庁のデータによれば、都内で「真夏日(30℃以上35℃未満)」になった観測点もあり、当地近在でも最高気温29.4℃に達した。
夕方、背中に西陽を背負いながら帰宅した。忘れていたジリジリした夏を思い出した。しんどい一日も、日が暮れれば落ち着く。とはいえ、明日はもっと暑くなるという。
遠い昔の暑い夜、すっかり忘れたものに、キャンプファイヤーがある。赤い炎が夏の熱気を吸い上げて空にのぼっていく。キャンプファイヤーを囲んでいると、空と地と、炎に照らされたみなが一体になる。そんな懐かしい記憶を呼び覚ますイディッシュ語の歌「キャンプファイヤーを囲んで(ארום דעם פייער)」(イディッシュ語、英語訳、楽譜)を聞いてみよう。日本人になぜか哀調を帯びて感じる独特な旋律が耳に残る。
(Youtubeに登録のVoix nomadesに感謝)