イ・ソンヒの11集所収の「見知らぬ海辺で(낯선 바닷가에서)」(1998年、作詞イ・ジェギョン、作曲バク・セジュン)は、決断に戸惑う女性の熱情の深さを歌う。歌の場面に海辺が選ばれたわけだが、彼女は、このミュージックビデオ(MV)撮影中に負傷する事故に見舞われる(Ko-Wikipediaにさらりと触れている)。
(本ブログ関連:”見知らぬ海辺で”)
では、「見知らぬ海辺」のMVはどんな映像だったのだろうか、そして事故はどんな様子だったのだろうか気になっていた。それを知ることのできるYoutubeの登録がある。コメント欄(Jeong Jade)に書き込みもあって、検証したわけでないが、事故内容を次のように記している。
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これを撮っている途中、ベンチの後にあるあの電灯が倒れて、そこに頭を真正面に受けてしまった.. おかげで、このアルバム活動をきちんとすることができなかったんですよ。
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事故の状況どうやら見えてきた気がする。負傷の程度は不明だが、大事故にいたらなかったのかもしれない(いやいや大変だったはず)。映像で、浪が寄せて来る場面に一瞬ひやりとするものがあるが(浪が、電灯の倒れに加速をつけたかも知れない)・・・。
MVにはめがね姿のイ・ソンヒと、それをはずしたイ・ソンヒが、対比するように登場する。
あなたを全て忘れるため、ここまで来たのよ
空が、青い海と出会う場所に
一つずつ思い出を取り出して、もう二度と私の心に込められぬよう
そう、あなたを私も捨てたくて、私のこころから去ってよ (ha~)
たとえ、こんなに、あなたを押しやってみても、戻ってくる
白い波のように、もう一度探しに来て
あなたもまた心に、まだ私がいるのなら、私に帰ってきて
昔のように、私を愛してよ
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一人残った時間は、恐ろしい沈黙になってしまって
たとえ私がいやだといっても、別れのときだったの (ha~)
この世の全ては、あなたから始まって、あなたがいない
私の現実という、深い悪夢だけよ
帰ってきて、私のそばに、私の手を握って
私の息が尽きるその日まで、あなたを待っているわ (ha~)
(Youtubeに登録のWSSIM2016に感謝)