イ・ソンヒが歌う童謡、「星を見ながら月を見ながら(별보며 달보며)」(ユ・ソンユン作詞、ユ・ビョンム作曲)は、子どもらしい夢見る思いを、美しくとても幻想的な旋律で運ぶ。
(本ブログ関連:”星を見ながら月を見ながら”)
もしかしたら、夜空を見上げる子どもの瞳をのぞきながら、歌って聞かせる大人の思いかもしれない。子どもの瞳がツルリと澄んで見えるのは、大人のように血管が発達して表面がひずんでないからだそうだ。
誰がどう見たっておじさんだけど、月見のこの時期に少し子どもに戻って、お星様やお月様を見あげてみようかな・・・。
遠くできらめく お星様といっしょに
なかよく親しみ 遊んでみたら
高くて青い天の国 お星様の国
そちらに私も行って 住んでみたら
いつも笑ってる お月様といっしょに
笑えばひそひそと 分かちあってみたら
永遠の笑みの国 お月様の国
そちらに私も行って 笑ってみたら
(Youtubeに登録のmaonsanに感謝)
(付記)
今夕、行ってみようかと思っていた、近くの公園で催される「お月見のつどい」に、少し早めだが昼過ぎ出かけた。その時間にもかかわらず、けっこうな人出だった。祭事が行なわれる広場には屋台が並び、すっかりお祭り気分。もちろん桜見のときとは賑わいが違うけど。
公園の原っぱに、大きな熱気球が駐機していて、5、6人ずつ希望者を乗せては、少しだけ浮かんで降りていた。もちろん、地上からロープで制御しているので、そのまま飛んでいくことはない。何より驚いたのは、ガスバーナー音だろうか、熱気球に熱気を送り込む時、ゴーッという轟音をたてる。その場から離れたところでも、恐竜の雄たけびのように聞こえてきた。
しばらくいたが、長居することなく戻ったけれど。