イ・ソンヒには、童謡、アニメソング、子どもミュージカルなどの歌や公演がある。若い頃、彼女の容貌が歌のお姉さんのよう親しみやすかったこともあり、子ども向け作品が多数発表されている。また、デビュー直後から、公演タイトルに「学生家長支援」や「優れた(健気な)若者支援」など名の付いた慈善コンサートを積極的に行なっていることがわかる。
(本ブログ関連:”イ・ソンヒと童謡”、”イ・ソンヒの社会活動”)
宗教的環境に育った彼女は、学生時代に、黒板に学費未納者の名前が書かれるというショッキングな場面を目撃している。今では考えられないようなことだが、社会の矛盾を感じたに違いない。未熟で幼い弱い立場への無関心と無配慮に対する疑問が深まったと思われる。彼女のその後の生き方にも大きく関わることになる。
きょうは「こどもの日」、イ・ソンヒが子どもに向けて自分たち*の物語を作品にした、<ミュージカル(子供マダン劇)「御史 パク・ムンス(朴文秀)」(어사 박문수)から、「私は成し遂げるだろう(나는 이루리라)」>(映像: KBSの「開かれた音楽会」)を聴いてみよう。(* 「ハンギョレ21」1998年6月18日第212号)
(本ブログ関連:”イ・ソンのミュージカル”、”「私は成し遂げるだろう」”)
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