4集がリリースした1988年はソウル・オリンピックの年であった。
以前、本ブログに掲載した、釜山日報「ウィークエンジョイ」(10/28)の記事、「【8090 この歌この名盤】17.イ・ソンヒの4集と5集(アルバム) - 『Jへ』 彼女を除いて80年代歌謡を語るな」(チェ・ソンチョル ペーパーレコード代表)に、次にように紹介されている。(抜粋)
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4集で最も高い関心が集まった曲は、「美しい江山」である。(略) それまでは大衆的にそれほど大きく知られていなかった同名曲が、イ・ソンヒのリメイクによって、多くの人々から愛されるようになったので、その功労もまた小さいということはできないだろう。個人的には、4集でユン・テヨン作詞、作曲の「歳月は流れても」を最も好む。容易で平易なメロディーを持ったこの歌は、たとえ大ヒットではなかったが、ボサノバ風の洗練された編曲が直ちに耳をひきつける曲だ。
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ちなみに、本来ロック的な抵抗心があった「美しい江山」は、1988年には国民鼓舞的なものへと変身することになる。
「歳月は流れても」
歳月は流れても 私たちの心は
忘れられたその街に 残っています
歳月は流れても 私たちの愛は
散ったその時間に 残っているわよ
*
その昔の記憶を たどってみましょう
忘れられたその街を 歩いてみましょう
その昔は夢のように 散ってしまった
その時間はどこにあるのか 探してみましょう
歳月は流れても 思い出は残っている
忘れようとすればするほど 思い出します
(*以下繰り返し)
(Youtubeに登録のJ-GODに感謝)