昨日ほどでないが、今日も寒い。日増しに最低気温が下がる。一方で、南米沖に「エルニーニョ現象」が発生したという・・・暖冬になる傾向があるそうだが、寒いのが苦手な私にはありがたいけれど、自然のバランスが崩れるのは心配。暖冬といっても、東日本にも降雪の心配がある。
冬には冬らしくありたい。厳しい寒さを受けとめてこそ、青い月明かりの夜の静謐さに気付くもの。冬の澄んだ空気に響き渡る、イ・ソンヒの「冬哀傷(겨울애상)」(5集所収、1989年)を聴いてみる。
(本ブログ関連:”イ・ソンヒの「冬哀傷」を作詞した場面”、”冬哀傷”)
星明かりに澄み映える 私の悲しい顔よ
雁が鳴きながら 飛び去る 空を 見る
懐かしさ雪のように積もり 丘を転がり超えて
青い月明かり 降り注ぐ 私の空っぽの 庭に
*
風は木の葉を 吹きたてて 消えたが
なぜ痛く懐かしい小船は 私の胸に浮かんでいるのか
消すことが できないのか
冬になるとよみがえる姿
青く冷たい 私の愛
凍ってしまった悲しい後姿
(*以下繰り返し)
凍ってしまった悲しい後姿
上掲Youtube映像は、「牛浦沼(우포늪)」(慶尚南道昌寧郡の洛東江が流れる近くにある、いくつかの湿地群の総称)の明け方の映像だそうだ。
(Youtubeに登録のksj25374110に感謝)