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2014年10月13日月曜日

2018年 小学校教科書の漢字併記案

韓国は、2018年に小学校教科書に漢字併記が考えられている。そのことも踏まえて、連合ニュースの記事「”漢字知らなくても不便はないと感じる国民増え”<(韓国)ギャラップ>」(10/7、ユン·ジョンソク記者)は、韓国民の漢字受容についての電話(インタビュー)調査(2002年対比)結果を、次のように報じている。

生活実感として漢字の有用性と、文化を見据えた漢字の有用性に違いがあるが、いろいろな面で漢字文化へのシフトが始まっているのだろう。今後、漢字はどのような字体が使われるのか、また、これから漢字を学ぶ世代と、漢字を排除されてきた世代との間にカルチャーギャップが生じるのか、もろもろ気になることがある。
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・漢字を知らなくても生活に大きな不便がないと感じる国民が、12年間で多く増えたという世論調査結果が出た。

・7日、韓国ギャラップは「ハングルの日」(10/10)を控えて、最近、成人1,004人を相手に漢字に関するアンケート調査(「漢字使用の認識調査 - 2002/2014年の比較」)を行った結果、「漢字を知らなければ生活が不便」を問う質問に、回答者の54%が「不便である」と答えたと明らかにした。
・韓国ギャラップが2002年に行ったアンケート調査で、漢字を知らないと不便という回答が70%に達したという点で、12年の間に漢字を知らなくても大きく支障がないと考えている国民が増えた。

・「漢字が外国の文字と思うか」という質問には、回答者の47%は外国の文字48%は韓国の文字と答えた。
・2002年の調査でも、漢字が韓国の文字との回答が47%外国文字という答えは46%で、今年のアンケート結果と似ていた。

・漢字使用の項目では、57%は「ハングルと漢字を混ぜて使わなければならない」41%は「ハングルだけ使わなければならない」と答えた。
・2002年の調査では、55%が「漢字併用」33%が「ハングル専用」に応答して、12年前も今もハングルと漢字を組み合わせて使用​​すると見る世論が多かった。

・今年の調査内容を年齢別に見たとき、漢字を知らないと不便だという意見が20代から40代まで48~50%であったが、50代57%60歳以上は63%を記録した。

20代だけで漢字併用(50%)とハングル専用(49%)が二つに分かれたが、30代以上では「ハングルと漢字を一緒に使わなければならない」という意見が「ハングル専用」よりも優勢だった。
・漢字を混ぜて使わなければならないと答えた回答者(575人)を対象に、その理由を尋ねたところ、67%が「漢字を知らなければ意味を十分に伝えることができる」と答えた。

2018年小学校の教科書の漢字併用案について世論は賛成67%反対29%であった。
・文部科学省は先月、ドアと統合カリキュラム」の一環として、2018年から小学校3年生以上の教科書に漢字を併記する案を推進すると発表し、これに対してハングル学会と関連市民団体は反対の立場を明らかにした。
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