どの子も、おとなの腰ほどの背丈、キャッキャと声が弾む。もしかしたら、働く父親、母親が知らぬひとときかも知れない。こんな時代があったのだなと懐かしむと同時に、大切にして欲しい一瞬だとも思う。
緑の木かげをまわって、公園にある施設受付で、”友の会”の継続手続きをする。このを機会に、紛失してしまった会員カードを再発行してもらいに来たのだ。
さて、公園の中に小さく盛った丘の斜面に、ツツジが咲いているのが見えた。紅色の濃い花弁がかたまって、緑の葉がはっきりしない。花はかたまり、丘の上まで駆けあがっていく。何という種類なのか、素人には全くわからないが、ネットの写真だけで判断して、もしかしたら「キリシマツツジ」だろうか。実は、他のツツジはまだ花を一部しか咲かせていないのに、このツツジだけは全力で今咲いている。