イ・ソンヒは、今も清潔感と若さを保ち続けているが、1960年前後のこと、ラジオやテレビで知ったアメリカの歌手の中で健全なイメージがあった歌手といえばまず、パットブーン(Pat Boone、1934年6月1日~)があげられる。見るからに端正な風貌であるだけでなく、声質もソフトでやさしく、まさに"優等生的"な歌手だった。まるで、ガールフレンドの親父でさえ認めるような信頼感を漂わせるようなものがあった・・・まあ、これは映画の一場面だが。
彼の代表的なカバー曲「砂に書いたラブレター(Love Letters In The Sand)」(1957年)はベストだろうが、この季節に合った「四月の恋(April Love)」(1957年)も聴いてみたい。
また、日曜日の午前中にNHKのテレビ番組で見た、アンディ・ウィリアムス("Andy" Williams、1927年12月3日~2012年9月25日)のワンマンショーも懐かしい。清潔感があって、お茶の間で家族で見るのに違和感のない歌手だった。「ムーン・リバー(Moon River)」(1962年)が今も耳に残っている。
そうそう、テレビ画面で歌う彼のセーター姿は、そのまま間近で聞かせるようなアットホームな雰囲気がしたものだ。
(Youtubeに登録のにtachibana213、yootami感謝)