イ・ソンヒについては、高音で透き通るような声質に合わせて、廻りを明るく照らす若々しさから、清雅とまで礼賛を繰り返している。ことに、2004年の20周年記念コンサートの、Youtubeでしか拝見できないが、一部の隙もない存在感あふれる彼女の姿には圧倒される。
そんな彼女について廻りの女性陣に尋ねたことがある。少し冷ややかなのだ。こちらをおもんぱかって、すこしは同意して欲しいのに、そうはいかないらしい。「わたしたちの女性グループにも似た人が(複数)いる」というのだ。不思議な心理である。
以前、インタビュー記事で、彼女について「地下鉄に乗っているようなひと」と評した記事を読んだ記憶がある。レンズを通して視る写真家の言だったろうか。誰にも好まれる、親和力を持った存在として彼女を語ったと・・・解釈した。
今日の韓国語教室で、(韓国芸能人で)どんなタイプが好みかという話題に、イ・ソンヒのような清潔なひとと答えたが、韓国出身の先生はちゃんとフォローしてくれた。分かる人には分かるのだ。