きょうは、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」で、本格的な夏になるころ。今月に入って、最高気温がほぼ30℃超えの「真夏日」状態になっている。半袖姿で街に出れば、熱波に押し包まれ、頬や腕がヒリヒリする。この暑さにたまらず、冷風が苦手な私も、きのうからエアコンを使い始めた。
もうすこしで「猛暑日」の35℃に迫る・・・クリアして欲しいような、そうでもないような。
(本ブログ関連:”小暑”)
7月 最高気温(℃)
7/1 28.3
7/2 32.2
7/3 32.7
7/4 30.6
7/5 28.4
7/6 34.5
7/7 34.4
昼すぎ、カメラ片手に夏の公園へ出かけようとしたが、空からの熱射と路面の照り返しにたじろいで、街なかの涼しい場所を求めて逃げ込んだ。
七夕
合わせて、きょうは「七夕」。まさに夏の気配濃厚だ。
七夕を「たなばた」と読む由来を、Wikipediaは「古事記」や「日本書紀」まで遡っているが、非才なわたしには難しい。古く、女性が機(はた)織りをしたことからだろう。七夕の主人公の一方を乙女が担うのは、儀式的・象徴的な意味合いがあったのだろう。
織機の扱いには熟練を要するはず。七夕の、若い乙女が機を織る光景には、これからの人生を織り込む姿が重ねられる。同時に若さゆえ、人生に翻弄される予感もする。糸を紡いで布を織るとき「縦の糸はあなた、横の糸はわたし」と夢を広げるのは、やっぱり乙女がふさわしい。