韓国の(総合編成チャンネル)JTBCで 2月21日夜放送された(無名歌手戦によるオーディション番組)「シンガーゲイン2」に登場したイ・ジュヒョク(이주혁)は、審査員のイ・ソンヒの代表曲である「ライラックが散るとき(라일락이 질때)」(1996年)を選曲した。
(本ブログ関連:”ライラックが散るとき”)
韓国歌謡で歌手がカバーするとき、元歌の歌手へのリスペクトを含めてアレンジを(日本の演歌歌手の場合と比べて)極力控えるように見える。今回(Youtubeで番組の一部を見ただけだが)、イ・ジュヒョクの歌った「ライラックが散るとき」は、それを度外視して換骨奪胎とまではいえないが本歌取りをした感があるよう感じる。果たしてイ・ソンヒの反応はどうだったのか。
韓国紙「MKスポーツ」の記事「『シンガーゲイン2』イ・ジュヒョク」(最終修正 2022.02.21 23:01:54)は、イ・ジュヒョクのカバーについてイ・ソンヒのコメントを次のように報じている。
http://mksports.co.kr/view/2022/166467/
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彼(イ·ジュヒョク)は、イ・ソンヒの「ライラックが散るとき」を選曲し、切々とした感性を表現し遂げた。これを見たイ・ソンヒは「これほど研ぎ澄ませているとは知らなかった。きょう、余りに私の歌を変形しすぎて他の歌みたいだった。それでも嫌ではなかった。うまく没入できた」と称賛した。
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イ・ソンヒの反応を、ある種違和感と納得による<称賛した>となっているよう報じているが、上記のコメントの一部を省いて報じた他紙( 「テンアジア」紙*)は、彼女が<絶賛した>と持ち上げている・・・。
(*)「イ・ジュヒョク、ナ・ギョムを押して 決勝戦進出・・・イ・ソンヒ『これほど研ぎ澄ましているとは知らなかった』絶賛(『シンガーゲイン2』)」(入力 2022.02.21)
https://tenasia.hankyung.com/tv-drama/article/2022022188564
■参考: Youtube「ライラックが散るとき」
・イ・ソンヒ
https://www.youtube.com/watch?v=iyPlKmg041c (KBS 같이삽시다に感謝)
・イ・ジュヒョクのカバー
https://www.youtube.com/watch?v=9h68JXv6vTQ (JTBCエンターテインメントに感謝)