台風「21号」の東京への影響は、どうやら杞憂に終わったようだ。明け方4時ごろ。激しく雨音がして目が覚めた。水を飲みに台所へ行ったとき、窓ガラスがいきなりピンク色に光った。近くで落雷でもしたのかと耳を澄ましたが、飛行機が遠くに飛ぶような低い響きがあったのみだった。
今朝、太陽は輝き部屋に陽を射し込んだ。久し振りに乾いた爽やかさを感じた。台風一過の輝きは格別だ。
ところで、11時丁度、Googleニュース記事を読み始めたとき、JAXAで「小惑星探査機『はやぶさ2』の記者説明会」が同時刻に開かれるのを知った。今まさに晴れ空遠く宇宙の彼方の小惑星「Ryugu(リュウグウ)」探査が行なわれようとしている。興味深くYoutubeでライブ視聴した。
とはいっても、素人が耳をはさむほどのこと、どれもこれも新鮮な話題。「はやぶさ2」が「リュウグウ」にタッチダウンする前に、① (9月中旬)2つの探査機ローバー「MINERVA-Ⅱ」の1Aと1Bが「リュウグウ」に発射される。面白いことに、重力の小さな小惑星のため、移動方法にホッピングが採用された。飛び跳ねながら地上環境を観察するようだ。② (10月初旬)その後「MASCOT」(独仏制作)が投下され、鉱物試料の産状を把握する(スケジュール表のみ)、③(10月下旬)「はやぶさ2」がタッチダウンして小惑星の鉱物試料(サンプル)の収集といった段取りのようだ。
(Youtubeに登録のJAXA | 宇宙航空研究開発機構に感謝)
(参考)相模原市立博物館で開催された一般(特に子ども)向け「はやぶさ2」の講演会(9/2)
(Youtubeに登録のHoshizora KODANに感謝)