K-POPでいう韓国のスターシステム(養成方法)は、音楽教育(歌、ダンス、語学など)、および生活(住居、食事など)を含めて全費用を事務所が負担する、といわれる。養成、歌手候補者の選別を重ねる投資事業でもある。デビュー成功後、事務所は投資分を回収する名目で相当な取り分を得る。音楽事務所は、このような連続した量産システムの上に成り立っている。
一方、音楽祭やオーディションなどで発見した才能を磨き上げていく師弟スタイルもある。昔はそのようだった。イ・ソンヒとイ・スンギの関係はそうである。その分、指導者に覚悟が必要だし、度量もいる。イ・スンギの成功は、強力な師弟関係の成果であり、母親代わりとなったイ・ソンヒの慈愛の賜物である。
東亜日報に掲載のニュースエンの記事「イ・スンギ、『デビュー前 イ・ソンヒの家で合宿、こっそり外出してプデ・チゲ爆食い」(7/26)では、イ・ソンヒが見出し育てたイ・スンギ自身の姿が語られている。
(本ブログ関連:”イ・スンギ”)
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・イ・スンギがデビュー前(について)、イ・ソンヒとエピソードを公開した。
・7月26日放送されたMBC「ハッピータイム」では、デビュー前にイ・ソンヒの家に寝泊りして歌手デビューの準備をしたイ・スンギのエピソードが公開された。
・この日、1984年「Jへ」で「江辺歌謡祭」の大賞受賞したイ・ソンヒ。そんなイ・ソンヒがプロデュースをして育てた歌手がいたが、まさにイ・ソンヒこそである。
・これに対し、デビュー前イ・ソンヒの家に寝泊りしていたイ・スンギは、2011年のトーク番組「遊びにおいで」に出演して、「イ・ソンヒの家で過ごしたのが幸いで幸運だった。ただし、イ・ソンヒ先生は肉をよく食べないし、ご飯が少食だ。食べ物もホウレンソウ、ニンニクの芽、こういうのを食べる」と話した。
(本ブログ関連:”(資料)イ・ソンヒのスター・ストーリー「3.宗教家である父と、自然とともに過ごした幼い子供」”)
・育ち盛りの年齢で食欲が旺盛だったイ・スンギは、「それで先生に漢江へ行って運動してくるといって出て行き、こっそりプデ・チゲを食べたりした」と話して笑いを誘った。
(以下略)
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