今年も終わり間近。思えば、この一年が無事に済んだと安堵したり、経た年を数えたりする。合わせて、来年の道の険しさを思う。一方、若者には今年は単なる通過点だったろうし、来年はチャレンジの年だろう。未来を待望する若さが羨ましい。
イ・ソンヒが、10集収録の「さようなら(안녕)」を、1990年10月来韓したモントリオール室内楽団と共演した映像がYoutubeにある。どこか少年のような初々しさを見せながら、力のバランスを見せつける素晴らしい歌唱力を発揮する。
(本ブログ関連:”モントリオール室内楽団”、”さようなら(안녕)”)
美し過ぎた思い出にふけりながら
あなたの寝顔を見つめて
あなたの額に口づけして
静かにささやいたわ
さようなら
ドアを、ドアを開けしなに心残りして
もう一度、あなたを見つめて
遠くから聞こえる夜明けの鐘に
静かにもう一度
さようなら
別れは、本当につらい
愛とは、ただあなた
けれど、去らねばならない私を引き止めないで
ああ、引き止めないでください
愛しています
ドアの、ドアの外に出たら、冷たい夜は明け
コートの襟を上げて、口笛吹いて
白(しら)露なのか涙なのか、私の目もとに流れ
静かにささやいたわ
さようなら
静かに、もう一度
さようなら、さようなら
(Youtubeに登録のKoreanMusicSubsに感謝)