今年の歌謡界について、ベテランが活躍した年であったと、MBNスターの記事[「M+年末決算…歌謡 ②] 巨匠の帰還そして新人の没落」(12/18、ナム・ウジョン記者)は、次のように報じている。(イ・ソンヒに関わるよう抜粋)
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相次ぐ大型歌手たちのカムバックは嬉しかった。しかし、新人たちの活躍は稀だった。極端な二極化現象が見られた2014歌謡界であった。
今年上半期には、1990年代と2000年代を生きてきた世代にとっては、良いニュースが相次いで聞こえた。当時、活動した歌手の相次ぐカムバックが続いたためだ。
最も話題を集めたチームは、まさにgodである。・・・
3月、5年ぶりに正規12集を発売したイム・チャンジョンも変わりない人気を誇った。・・・
久しぶりにカムバックしたパク・ヒョシンは、放送活動はなかったが、音源と公演で自身の存在感を証明した。・・・
デビュー30周年を迎え、3月に正規15集を発表したイ・ソンヒは、女王の帰還を知らせた。特に、イ・ソンヒは、若い後輩たちとのコラボレーションで変化を試みた。エピトンプロジェクト、イダンヨプチャギなどと作業をしながら、若い層までひきつけた「その中であなたに出会って」は、現在までに音源チャートに登場するほどロングランを見せている。
(本ブログ関連:”2014年を輝かせた歌手 - イ・ソンヒ曲3位”)
下半期歌謡界の最大のイッシューは、ソテジのカムバックだった。・・・
長い沈黙を破って正規アルバムで戻ったキム・ドンリュルとトイ/ユ・ヒヨルも今年の下半期の歌謡界を熱くした。・・・
問題とカムバックもあった。兵役不正論議で活動をたたんだMCモンが新しいアルバムを発表したのだ。・・・
しかし、巨匠たちの熱いカムバックとは相反するように新人歌手、特にアイドルの活躍は稀だった。 今年、最も顕著な活躍を見せた新人さえも、まともに音楽だけで勝負を見られなかった。
巨匠たちの派手なカムバックと相反するように新人の低迷は、見る音楽よりも、すでに聞く音楽の時代へと変化したことを感じさせる。歌謡界のこのような二極化現象というよりは、新旧調和が成り立ってこそ音楽の多様性を保証することができるものと思われる。
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ところで今日は、ネロとパトラッシュが天に召された日なんだね・・・<今生きている>私たちは、この地に生まれたという幸運と偶然が続いていただけなんじゃないかって、最近つくづく思うんですよ。