考えてみれば、人生は永遠の放浪かもしれない。道どりなんて、あるようでない。だから、横丁で、あんちゃんが、人生は一度しかないのだからと、うそぶいているのもうなづける。楽しくなくっちゃ人生じゃない、楽しまなくっちゃ人生じゃない。
でもね、人生はもしかしたら、大きな廻り舞台かもしれない。皆がそれぞれ、自分自身だと思っている役割を演じているだけ。真っ暗な客席にざわめきはするけれど、一体誰が見ているのだろう。
人生に尋ねてみよう。中島みゆきの「永遠の嘘をついてくれ」を聴きながら、来し方を思い返し、行く末をそっと眺めてみる。そして、気付くのは、人生の羅針盤は、そこにある手鏡でしかないのだと。そう、自分を知るのは自身でしかないのだと。だから、人生よ、永遠の嘘をついてくれ。
(本ブログ関連:”中島みゆき”)
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