2階にいて気付くことに、雨脚の激しさがある。屋根に降り注ぐ雨音が、1階にいるより近くで聞けるわけで、当然といえば当然だが。
今日の雨は一日中、間断ない。夕方には勢いを増したが、これをピークに太平洋に通り抜けたようだ。ようやく、静けさを取り戻したかというと、そうでもない。小雨が吸音材になって消されていた、街の音が、ジワジワと、まるで生きを吹き返したように湧き上がってきた。
冬寒+風邪+花粉+・・・まだ気が許せない。まるで悪さがスライドショーのように入れ替わる。
イ・ソンヒ ファンの日々よしなしごとの綴り