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2013年4月1日月曜日

サクラ、そして遺伝

今日も寒い。このところ寒暖のシーソーに揺れている。
近所のお宅の塀越しに咲く桜も、スーパーの駐車場脇の広場に咲く桜も、そして団地の通り道を花のトンネルにして咲く桜もみな花の盛りだ。

今日の風のせいで少し散り始めたものもあるが、これから芽を膨らませようとしているものもある・・・こちらは八重桜だろうか。寒さがつづくおかげで、観桜を当分楽しめそうだ。

話はガラリと変わるが、インターネットを見ていたら、ショウジョウバエの生育培地業者が減った・・・という。遺伝学研究の実験材料として、魅力が衰えたのだろうか。そういえば、蚕糸研究で世界をリードした日本のカイコの遺伝学研究も現在どうなっているのだろう。

ショウジョウバエ・・・遺伝学研究・・・国立遺伝学研究所とイメージが飛んでしまうが、親類から三島にある国立遺伝学研究所の一般公開が4月6日(土)にあって、当日「構内に咲く様々な種類の桜も楽しんでいただいております」とのこと。桜もいろいろ種類があって、研究所の名に相応しく全国から集められているそうだ。

遺伝学といえばむかし、裳華房が発刊していた雑誌「生物の科学 遺伝」(現在、エヌ・ティー・エス)があって、どちらかというと学校の生物教育現場を意識した内容だったような気がしたが、現在は生命科学の専門誌になっているようだ。

遺伝子を地図で見る時代から、DNAの単位で見る時代に。