街に出て、帰宅途中の午後4時ころ、住宅街の遠く南北に交差する2つの電線に、大量の鳥たちが列になって鳴いていた。一日薄暗い曇り空で、(観察力が乏しいこともあって)鳥の群れを同定できないけれど、どう見ても「ムクドリ」だろうと思った。黒味のある姿だが、腰に白い部分があった。
彼らが群れをなして活動する時期は、夏~秋だそうだが、図鑑「野鳥」(真木広造監修、長岡書店)によれば「秋冬は竹藪などに集団でねぐらをとり、時には数千羽のむれになることもある」という。見たところ沢山としかいえない・・・カウントせず通り過ぎてしまった。
暖冬のせいでズルズルと時を過ごし、留鳥とはいえ少し慌てて行き場を探しているせいだろうか。ちょっと壮観だった。
このブログで、ムクドリに触れたのはどうやら、春>冬が中心。立冬(11/10、秋の終わり)ころはない。だから、きょう見たのは、多分ムクドリだろうと自信なく綴るしかない。
(本ブログ関連:”ムクドリ”)
Youtubeでムクドリを検索すると、夕方の街を大群で旋回する(フン公害をもたらす)困りもの扱いで、中には撃退法の紹介まである。
(付記)
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばだき
(本ブログ関連:”たきび”)
焚き火のにおい、薄い煙、垣根に咲くサザンカの白い花。そんな光景を体験したような気がしてくる。