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2023年11月11日土曜日

多分ムクドリの群れ

街に出て、帰宅途中の午後4時ころ、住宅街の遠く南北に交差する2つの電線に、大量の鳥たちが列になって鳴いていた。一日薄暗い曇り空で、(観察力が乏しいこともあって)鳥の群れを同定できないけれど、どう見ても「ムクドリ」だろうと思った。黒味のある姿だが、腰に白い部分があった。

彼らが群れをなして活動する時期は、夏~秋だそうだが、図鑑「野鳥」(真木広造監修、長岡書店)によれば「秋冬は竹藪などに集団でねぐらをとり、時には数千羽のむれになることもある」という。見たところ沢山としかいえない・・・カウントせず通り過ぎてしまった。
暖冬のせいでズルズルと時を過ごし、留鳥とはいえ少し慌てて行き場を探しているせいだろうか。ちょっと壮観だった。

このブログで、ムクドリに触れたのはどうやら、春>冬が中心。立冬(11/10、秋の終わり)ころはない。だから、きょう見たのは、多分ムクドリだろうと自信なく綴るしかない。

(本ブログ関連:”ムクドリ”)

Youtubeでムクドリを検索すると、夕方の街を大群で旋回する(フン公害をもたらす)困りもの扱いで、中には撃退法の紹介まである。


(付記)
ところで、立冬(11/8)で触れた「サザンカ」の詞が、耳の奥から繰り返し聞こえてくる。童謡「たきび」(1941年、作詞巽聖歌、作曲渡辺茂)の歌詞2番は、次のように始まる。
    さざんか さざんか さいたみち
    たきびだ たきびだ おちばだき

(本ブログ関連:”たきび”)

焚き火のにおい、薄い煙、垣根に咲くサザンカの白い花。そんな光景を体験したような気がしてくる。