イ・ソンヒの4集CD版を探していたところ、新たに出た「4集+5集 All That Masterpiece」を手に入れたのは、2011年末のことだった。
KBSラジオのPDチョン・イルソによる、この合同アルバムの解説に、4集に収録された「愛が散るこの場所(사랑이 지는 이 자리)」(1988年、作詞・作曲:ソン・シヒョン)について、イ・ソンヒと作者ソン・シヒョンの成果を次のように語っている。(抜粋)
(本ブログ関連:”愛が散るこの場所”、”ソン・シヒョン”)
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・・・1988年2月に出された4集は、イ・ソンヒのディスコグラフィーでかなり重要な位置を占める。ここから、彼女の音楽が意味ある変曲点を迎えたためだ。
ところで、その変化の端緒を説明する名前の一人がいる。まさに、ソン・シヒョン(송시현)だ。
1987年、「夢みるような世界(꿈결같은 세상)」のヒットで、名前を知られたシンガーソングライターのソン・シヒョンは、この時からイ・ソンヒのアルバム作業に参加し始めたが、4集LPのA面タイトル曲の「愛が散るこの場所」と、B面タイトル曲「私はいつもあなたを」を含めて、全4曲が彼の作品だ。 二人の出会いは成功だった。ソン・シヒョン特有の感受性と叙情性は、イ・ソンヒの声とよく調和したし、以後も一時期、イ・ソンヒと一緒にすることになる。
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「愛が散るこの場所」(原歌詞)
花びら舞い散るとき、あなた目覚めないで
あれほど美しかった、花びらだったじゃない
愛が遠のくとき、あなた黙って去るのですか
あれほど愛した思い出が、壊れるのか恐わくて
*愛が散るこの場所、思い出だけ悲しくて
あなた目覚めないで、涙見せたくないのよ
私が恋しいとき、あなた帰ってきてもいいわよ
あれほど愛した昔に、戻りたいです
(*以下繰り返し)
(Youtubeに登録のcellan boに感謝)