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2012年7月16日月曜日

多摩六都科学館

西東京市の新青梅街道沿いにある、多摩六都科学館のプラネタリウム(サイエンスエッグ)に行く。ランドマークとしてスカイタワー西東京(旧:田無タワー)が隣接するのでアクセスに便利である。
同館ホームページの解説によれば、プラネタリウムは今月7日リニューアルオープンしたばかりで、「世界最大級、直径27.5mのプラネタリウムドームに、世界最多1億4000万個の星を投影」するという。昨晩、地元ローカルテレビでも、天の川がひとつひとつ星として投影されていると紹介していた。(それに、NHKで2度ほど紹介された・・・そうだ)

(本ブログ関連:"七夕2012")

プラネタリウム:
・太陽の直射を避けようと午前早々、プラネタリウムの本日投影「瞳の大冒険 ~宇宙・そして・・・を見る~」(10:30~、45分)の第1回目に合わせて行く。どっこい陽射しは夏そのものだった。開館の9:30に遅れること15分、にもかかわらず玄関前広場には長蛇の列、家族連れで大盛況である。ようやく入館受付にたどり着く10人ほど先で、10:30からの投影は満席になってしまった。仕方ない、次回の13:10まで待つことにした。
そこで地学系の展示(関東ローム層、武蔵野台地など、姶良火山灰にはビックリ)を中心にじっくり見てまわり、何とか時間を費やして、ようやく午後一番のプラネタリウム投影を観覧することができた。
・科学館当地を基準に今晩の夜空を投影てし、惑星(火星、土星)、夏の大三角(琴座ベガ、鷲座アルタイル、白鳥座デネブ:共にα星)、天の川銀河を紹介した。夏休みも近く、家族連れが観覧することを考慮してか、投影設備(恒星投影機(ケイロンⅡ)と惑星投影機、4台の4K高精細プロジェクター)の性能を満喫する時間は正直足りなかった・・・気がする。
・次に、<レンズちゃん>という虫眼鏡キャラクターが世界の観測設備を巡るお話で、ハワイすばる望遠鏡、チリ超大型望遠鏡(VLT)、衛星ハッブル望遠鏡、国際宇宙ステーション(ISS)などの観測写真や映像が投影された。

大型映像:
・プラネタリウム観覧の後、プラネタリウムドームを使った大型映像「ダーウィンミステリー ~生命進化の謎を追う~」も視聴する。こちらは、フルCGでダーウィンの「進化論」を紹介する映画だ。ヨーロッパの作品のようで、見せるということに重点があって楽しめた。案内をつとめるダーウィンのCG像にちょっと感動した。
・この映像を見ながら、ヴィクトリア時代の博物学を土台にした、絵解きとしての分かりやすさ(見やすさ>分類)を究めた博物図鑑だけでなく、「イラストレイテッド・ロンドン・ニュース」のようなものまで含めて、 そのような伝統が今だにヨーロッパに残っているように感じた。
・自然選択から突然変異を通じて環境適応としての進化、それを細胞内で基礎作るDNAの紹介まで見やすくまとめられていて感心した。


(付記)
朝の明かりに目を覚ましウトウトしていたとき、地震に襲われた。微動から揺れが次第に激しくなる、いやな予感がしたが幸い震度2でおさまった。寝ぼけまなこの状態だったが、体感は震度3くらいに感じた。

気象庁の地震情報は次の通り。
・平成24年07月16日04時41分 気象庁発表
16日04時31分頃地震がありました。震源地は茨城県南部 (北緯36.2度、東経139.8度)で震源の深さは約50km、地震の規模(マグニチュード)は4.8と推定されます。

何と震源が東北新幹線から4kmほどの所だったことに驚く。

ところで気象庁の地震情報を見ると、先日(7/12)に杉並区西荻駅の南を震源にした地震があったようだ。不思議なことに、神奈川県下だけ震度1を表示している。