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2024年10月13日日曜日

きょうも赤い実を探したが・・・

きのう(10/12)公園で、「ハナミズキ」に赤い実が生(な)っているのに気づいた。そこで、あらためてきょう、公園が配布の「レンジャーミニ図鑑」(一枚印刷)をもとに、他の樹についても赤い実を探しに園内を巡った。結局、「サンシュユ」の赤い実だけだが何とか発見した。

(下記に「いろいろな樹が、秋に赤い実を作るのはなぜ?」と、Googleの生成AI ”Gemini” に問いかけた結果を載せた)

サンシュユ
・バーベキューで賑わう広場の脇道に「サンシュユ」の木立があって、赤い実が見え隠れした。実がわずかしかないのは、時期を過ぎたからか、それともこれからなのか?
・樹名板の解説に「山茱萸、別名『ハルコガネバナ』、花は黄色、出葉前(しゅつようぜん)の早春に咲きます。ミズキ科」と記載されている。そういえば、赤い実を作る「ハナミズキ」も同じミズキ科。しかし互いに花の姿は違うし、原産も中国(サンシュユ)と、アメリカ(ハナミズキ)と違う。



時間があったので、隣接の公園に併設の「自然観察園」へ行く。ここでは、野草の実や花を観察した。園内の通路は相変わらず(補修工事が未完で)一部通行禁止になっている。また、近くの「自然観察センター」は、再建工事が続いている。いずれも完成が待ち遠しい。

イシミカワ(写真左)、ナンテンハギ(写真中央)、キバナアキギリ(写真右)
自然観察園に移って、以下の野草を見た。
・タデ科の蔓(つる)性の「イシミカワ」*に青黒い実が、地味に健気に生(な)っている。園入口付近から奥に順路に沿って、意外とたくさん生(は)えているのに驚く。
(*)花の漢字名が複数あって、起源が定まってなさそう。
・通行禁止の標識がある手前に、紅紫色の「ナンテンハギ(南天萩)」の花が群れていた。入口の掲示板には写真があるが、園が配布の「花だより」(一枚印刷)には記載がない。花期が6~10月なので省略されたのだろうか。
・ナンテンハギの付近に、長い鼻のように見える「キバナアキギリ(黄花秋桐)」の黄色の花が(開花期が、8~9月というが)一面に咲いている。



(参考)Googleの生成AI Geminiの回答

Q.いろいろな樹が、秋に作る実が赤いのはなぜ?
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A.秋に多くの木の実が赤くなるのは、自然の素晴らしい戦略が隠されているからです。その理由をいくつかご紹介します。

1. 鳥に食べてもらうため:
・目立つ色: 赤色は、多くの鳥にとって非常に目立つ色です。特に、秋の枯葉の中で赤い実は際立ち、鳥の目を引きます
・味覚の好み: 多くの鳥は赤い実を好んで食べます。これは、鳥の視覚と味覚が、赤い実を栄養源として認識するように進化してきたためと考えられています。
・種子散布: が赤い実を食べると、種子は消化されずに糞と一緒に排出されます。が移動することで、種子は遠くまで運ばれ、新しい場所で発芽するチャンスが増えます

2. 寒さへの適応:
・アントシアニン: 赤い色素のアントシアニンは、植物が寒さから身を守るために作り出す物質の一つです。アントシアニンは、光合成で生成される活性酸素から植物を守り、低温下での細胞膜の損傷を防ぐ役割も果たしています

3. 他の生物からの保護:
・警告色: 赤い色は、多くの動物にとって危険信号を意味する色です。植物は、赤い実を食べることで害を受ける動物に、毒性があることを警告している可能性があります。
・擬態: 一部の植物は、赤い実を他の毒のある植物の果実に似せることで、動物に食べられないようにしていると考えられています。

4. 種の保存:
冬の食料: 秋に赤い実をつけることで、冬に食料が乏しくなる時期に、に食料を提供することができます。これにより、は生き残り、春には植物の種子を散布してくれるという、互いにメリットのある関係が築かれています。

まとめ:
秋に赤い実をつけるのは、植物が生き残るための巧妙な戦略なのです。に種子を運んでもらったり、寒さから身を守ったり、他の生物から身を守ったりと、様々な目的があります。自然の仕組みは本当に奥が深く、私たちに多くの発見と感動を与えてくれます。
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(追記)
「赤」の補色は「青緑」とのこと。緑の葉っぱの中に赤い実が存在すれば確かに目立つ。