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2024年9月17日火曜日

中秋の名月 2024

きょう(旧暦 8/15)は「中秋の名月」にあたり、夜方、「秋の七草」の「ススキ(薄・芒)」や「キキョウ(桔梗)」を飾り、団子を供えて「月見(お月見)」する伝統がある。本当なら、縁側で秋の夜風に吹かれて、満月を愛でるといった風情ある場面に置かれると最高なのだが。

七夕なら笹の葉、仲秋の名月ならススキやキキョウ。季節に応じて自然を飾り月を見上げる。それは、子どもたちにとっても、家族にしてもゆったりした平和な時間だったけれど、自然とかけ離れた住宅街ではなかなか難しい。

中秋の名月から、「仲秋」という言葉が思い出される。中秋と仲秋どう違うのだろうか。そして、中秋の名月がきょうなのに、満月はあしたなのだろうか。

■ ウェザーニュースの記事(2022/09/10 05:48)に、次の解説がある。(抜粋)
https://weathernews.jp/s/topics/202209/080225/#google_vignette
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十五夜・中秋の名月とは 中秋と仲秋の違いは?
十五夜とは、月の満ち欠けをもとに1か月の日付を決める太陽太陰暦(旧暦)における毎月15日の夜のことです。
中秋の名月とは、同様に旧暦における8月15日の夜に見える月のことです。月見をするのは中秋の名月となる8月の十五夜のことが多いため、「十五夜の月」と「中秋の名月」はほぼ同義で使われます。
・「ちゅうしゅう」という音を表現するのには「中秋」「仲秋」の2通りの書き方があります。中秋は旧暦8月15日を、仲秋は旧暦の8月をさすことが多いようです。

中秋の名月=満月とは限らない
・旧暦は月の満ち欠けをもとに日付が決まるので、中秋の名月・十五夜の日は満月と同日になりそうですが、実はそうとは限りませんむしろ満月とは同日にならない年が多数を占めます。
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そういえば、むかしの大映映画に、市川雷蔵主演の「眠狂四郎」(1963年~1969年)シリーズがあって、月下に妖しく輝き弧を描くように刀身を回転させる「円月殺法」があった。Youtubeに、その瞬間を抜き出した映像を探したが見つからない。
月夜、眠狂四郎に挑む者は円月殺法にたじろいだことだろう。コマ送りのようにして、刀身が月光を反射する殺法なのだから。

1963年に始まった、この映画シリーズのころに、チャンバラ遊びからとっくに卒業していたので、街中の映画館のポスター見たぐらいしか記憶にない。