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2015年3月9日月曜日

春雨

今は帰国して日本を去った歌手に、ケイ・ウンスク(桂銀淑、1961年~)がいる。彼女の特徴にハスキーボイスがあった。いわゆる成熟した女性の低音というより、独特なかすれを持つ意味でのハスキーな声質が魅力だった。

同様なハスキーさで、しかも誕生も同年という歌手にイ・ウンハ(李銀河/イ・ウナ、이은하)がいる。日本で活躍はなかったようだが、NHKの番組で紹介され、日本の歌手が、彼女の歌う「まだあなたは私の愛(아직도 그대는 내사랑)」のうまさを賞賛した。

(訂正: 曲目を上記赤字の通り修正します。深謝)

しとしと降りの今晩、イ・ウンハが歌う「春雨(봄비)」(1979年、作詞:イ・ヒウ、作曲キム・ヒガプ)を聴いてみよう。

(本ブログ関連:”イ・ウンハ이은하)”)

今となれば、あのハスキーも当時の韓国歌謡界独特の雰囲気だったのかもしれない。その中で、現在も活躍する歌手がイ・ウンハである。


「春雨(봄비)」

春雨に去ったひと、春雨に濡れて戻ったよ
あのときは、あの日には、笑って別れたが
今日このひととき、今日このひととき
あまりに惜しく
互いに涙で、窓を見るよ (あ~あ~あ)
春雨に戻ったひと、雨に胸濡らすよ

(以上繰り返し)


(Youtubeに登録の李銀河 - トピックに感謝)