昼過ぎに家を出たとき、空は一点の曇りなく青く澄み切っていた。日射しも穏やか、のんびり街を巡った途中、水の涸れた池がある小公園に寄ってみた。「イチョウ」の葉は黄に染まり、一部は自然にまかせて舞い落ちている。すっかり秋らしい景色になった。
公園からの帰り道、今朝のテレビ番組で紹介されたクリスマスの「ポインセチア」の赤い花びら(実際は「苞葉(ほうよう)」)を思い出した。そこで、大通り沿いにある園芸店まで遠回りしたところ、残念なことに休店していた。実は、家のどこに置こうかと思案しながら、たどり着いたのだが。
置き場所は、玄関の上がり框(かまち)が見栄えが良いと想像したけれど、テレビの情報では、冷気を避けて日光に当たるよう育てる必要があるとのこと。見た目のおしゃれでなく、自然にやさしく手間をかけるという。園芸はなかなか大変だ。