両親の問題で離ればなれになっていた、兄(チャン・ヒョン)と妹(チャン・ドク)は、再会して仲のいいデュエットを結成する(1974年)。その後しばらくして、舌癌に倒れた兄の看病に疲れた妹は痛ましい最後を遂げる(1990年)。兄もそれを追うように、半年後に亡くなる。
チャン・ドクは、未遂とはいえ、それまでに何度かその傾向があったようだ。
(本ブログ関連:”チャン・ドク”)
そんな話しを少し聞き知って、チャン・ドクが中学2年生のとき作詞・作曲した「少女と街灯り(소녀와 가로등)」(1977年)を聞けば、< 悲しみに疲れて、星ひとつない夜空を眺める > 憂いの深い少女が浮かんでくる。
次は、イ・ソンヒのカバーである。イ・ソンヒにもあった悲しいできごとが聞こえてくるような気がする。
(Youtubeに登録の님의침묵に感謝)