イ・ソンヒは、2006年、「22周年コンサート」(世宗文化会館)のステージで、愛弟子イ・スンギと「好きにならずにいられない」をデュエットした。イ・ソンヒらしい清澄な声質は、バラードの美しさを引き出し、聴くものを美しい思い出に引き込む。(もしかしたら、記憶のロンダリングの誘惑にかられるかもしれないけれど)
(本ブログ関連:”イ・ソンヒの「好きにならずにいられない」”)
原曲は、エルヴィス・プレスリーの「好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love)」(1961年)だ。ロック歌手の作品であるが、やはり思い出に残るのはバラードになる。当時の親世代のイメージしたであろうものと違って、ぐっと声太で男らしい。そのギャップがいい。ハワイの(元祖)若大将はちょっと違う。(さらに原曲は、フランスの”Plaisir d'amour”とのこと・・・シュヴァルツコップの歌で)
イ・ソンヒのデュエットをもとに、この曲をブログに何度か記したが、今日は原曲を聴いてみよう。私が、ロックを、エルヴィス・プレスリーまでで止まってしまっているのがお分かりだろう。
(Youtubeに登録のElvisPresleyVEVO、In Fernem Landに感謝)