公益財団法人「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」の「エンブレム委員会」は、東京2020大会のエンブレムを投票採決した。江戸時代の文様である「市松模様」を巧みに使ったそうだ。
今回の選定に当たって、王貞治氏(以下、王さん)の言葉があってこそという気がする。寡黙でありながら実行力がある、誰をも納得させて、みな自ずと従う、そんな親父像がある。(「親父」の言葉には信念に通じる響きがある)
NHKの記事、「東京五輪 新エンブレム 市松模様の『作品A』(「組市松紋」)に決定」(4/25)の中に、エンブレム委員会の委員の1人、王さんの言葉が次のように紹介されている。
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「野球一筋で生きてきて、このたび思いがけず、エンブレム委員会の委員に選んで頂き、委員会で、いままでにない経験をさせて頂いた。とても名誉に思っている。いろいろな意見があるなかで決定できたこと、その席にいられたことを残りの人生で胸の中にしまっておきたい。すばらしい作品が選ばれたと思っているので胸を張って皆さんにご紹介したい」と話していました。
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また、SANSPO.COMの記事、「宮田委員長、ネットで “A案ありき” の声に憤慨 『大変腹立たしかった』」(4/25)の中で、王さんのカリスマ性を次のように紹介している。
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宮田委員長は委員会を振り返り、「ヨイショじゃないですけど、収拾つかいないときに王さんに話を振ると、これが『ホームラン』になるんですよ。たった一言で委員会がまとまるんです」と、王委員の“カリスマ性”を絶賛した。
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