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2015年11月1日日曜日

イ・ソンヒ、50歳になったら・・・

テレビ画面で、可憐にして清楚で淑やかに見える女性タレントが、インタビューを通して、案外しっかり者であるのを見受けることがある。考えてみれば、芸能界をしっかり生き抜いているわけで、柔なはずがない。強い意志がなければ注目もされないだろうと気付かされる。

イ・ソンヒも、どこかそんなところがあるようだ。歌も上手かった中学時代に、体育教師に「サニー」のあだ名を付けてもらったという。体育会系の朗らかさがあったのだろう。デビュー時に、歌手が並んだステージに登ってきた酔っ払いを独りで払いのけている映像がある。まさに、ボーイッシュなイメージがそのまま重なる面もあるが。

アジア・トゥデイの記事「イ・ソンヒ、この時代の真のメンター(指導者)・・・歳を早くとりたいという(映画評論家・コラムニスト)ホ・ジウン(허지웅)に言った忠告は?」(10/30、バン・チョンフン記者)は、イ・ソンヒのある意味<さっぱり>した仏教的価値観を垣間見る気がする。

イ・ソンヒは、数段大人だ。

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イ・ソンヒが過去、ホ・ジウンにした忠告が再照明されている。

イ・ソンヒは、過去放送されたSBSスペシャル「私は生きる-歌手イ・ソンヒ、大韓民国を慰める」で、自身のレコーディングルームを訪れたホ・ジウンに暖かい助言をかけた。

当時、放送でホ・ジウンは、「さまよっていた時代に、先生の歌を聞いて気を引き締めた」と告白し、それに対してイ・ソンヒは、「三十七歳だったらいいとき。いいなあ」と励ました。

ホ・ジウンは、「大学時代からの夢が、50代になることだった」とか、「歳を早くとりたい」理由は、「五十になったら心乱れないものだと思っていた」と言及した。

これに対して、イ・ソンヒは、「私も幼い時から、50になれば人生に対して解脱できる歳だと考えて早く大人になりたかった」といいながらも、「50になってもそうじゃない人にはならない。今がその時だと考えて、早く捨て去るべきことは捨て去り生きるのが良い」と和やかさを醸し出した。
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