1年をリンゴの実に例えて、軸を中心に縦に6等分すると、5/6を食ってしまったことになる。1/6しか残っていないのだ。後、2ヶ月で今年が終わる。あっけないほどだ。
子どものころ、時間は長かった。クリスマスや正月が来るのが待ち遠しかった。夏休みに遊び飽きることもなかった。時間は無尽蔵で、やることがいっぱいあったのだ。
若者は遊び上手だ。若い女性が先を走り、それを男たちが追う。ハロウィンは、口実かもしれないがうってつけだ。その構図は変わらない。
さて、おじさんは、どうする。残り2ヶ月を酒の肴にして味わうしかない。いつのまにか時間の皿は空っぽになって、酔いが覚め、ヒンヤリするのが毎度のこと。