4月18日~20日の3晩、世宗文化会館大劇場で開かれたイ・ソンヒのコンサートについて、東亜日報の記事「【わいわい、がやがや】 “この状況でコンサートだなんて”、“大型公演取り消しすると、また他に被害”」(4月21日、ク・カイン記者)は、痛ましい事故のあった当時の状況をふまえて、次のように報じている。なお、同記事には、読者からのコメントが寄せられている。
(本ブログ関連:”イ・ソンヒコンサート 追慕形式で”)
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イ・ソンヒ30周年公演の物議
・「このような状況で、コンサートってどうなんでしょう?」、「歌手は公演が生業です。悲しみのためにすべての仕事を中断することにはならないでしょう。」
・(今月の)18~20日、ソウル世宗文化会館で開かれた、歌手イ・ソンヒの30周年記念公演を巡って、インターネットでは甲論乙駁が盛んに行なわれている。
- 公演に反対するインターネットユーザーは、「(16日朝、珍島近海で多数の高校生を巻きぞえにした)セウォル号沈没事故で全国民が悲しみに陥った時期に、国民的に愛される芸能人として無責任な行動」と主張した。
- 公演を支持する側では、「芸能人にだけ過剰な犠牲を強要する。歌手が歌うのは、自分の仕事に忠実なこと」という反論が出た。
- 「胸が痛いが、理性的な態度を維持することが重要だ。他人に過度に悲しみを強要するのは、また他の違った暴力」という指摘も提起された。
・イ・ソンヒの所属事務所であるフックエンターテインメントは、ホームページを通じて、「世宗文化会館は1年前日程が決まって、公演日の変更が不可能で、大型公演であるためキャンセルすれば公演協力業者の被害が生じる可能性がある」と、コンサートを予定通りに進めることになった背景を説明した。
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