今日は祝日「春分の日」。二十四節気の四番目の春分である。習わしとして、昼夜の時間が同じという。暦は春十分というに、まだまだ肌寒く、冬の名残り?の咳は一進一退している。気候も体調も、名実共に春を迎えたい。
この春分の日を挟んで、3日前と3日後をそれぞれ「彼岸の入り(3/18)」、「彼岸明け(3/24)」といい、仏事につながる。
もっと直截な春を迎える行事というか、祭事の中心が自然を対象にしているようにしか思えない、東大寺の「お水取り(修二会)」がある。こちらは、3月の中旬まで行なわれるが、大衆としては、二月堂の「お松明」がクライマックスだろう。松明の火の粉にあたれば縁起がいいというが、過去3回の経験から、火の粉を浴びるのは難しい。松明と距離もとられるし、人混みで近づくこともできない。とはいえ、またいつか行きたいものだ。
風が吹き 風邪も治まらぬ 春分の日である。
(本ブログ関連:”春分の日”)