週刊誌(週刊新潮)で、先月19日に作家の連城三紀彦氏が亡くなったと知った。直木賞受賞の「恋文」(1984年)に接したとき、文学音痴の私は、大人の恋愛小説といえば吉行淳之介のイメージしかないので、その延長で読んだ覚えがある。どちらかといえば、ラジオドラマにしていいような雰囲気で、ちょっと女性的な感じのする作品集だったと記憶する。
(注)「恋文」が直木賞受賞した1984年、イ・ソンヒが江辺歌謡祭で大賞受賞して世に登場した。
イ・ソンヒに7集所収の「恋文(연서)」(1991年、作詞イ・ナムギ、作曲キム・ジンリョン)がある。こちらは、歌の主人公が想っているよりも、う~んと若い恋の歌だ。旋律の心地よさに何度かこのブログにとりあげた。
(本ブログ関連:”恋文”)
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