きょうは、二十四節気の「雨水(うすい)」。雪が雨に変わり農耕の準備の時期という。大地の脈(脉)が潤い始め、霞がたなびき、草木が萌えるころだそうだ。身近にみれば一昨昨日(2/15)に降った雨以外、乾燥した日がしばらく続いており、寒暖はローラーコースターのように上下している。きょうの最高気温は、8.4℃にまで落ち込んでいて、まだまだ寒い。
(本ブログ関連:”雨水(うすい)”)
武蔵野の地とはいえ、住宅街のところどころに残る栗林は冬枯れのままだし、畑は地を晒してうすら寒い。「雨水(うすい)」につながる気配はないが、天気予報では、これから寒気が一転して四月並みの陽気になるという。寒いのが苦手なので、本当に春が待ち遠しい。
おもしろいことに手元にある古い歳時記の書籍(親父の遺品)をめくると、「雨水」を使った句がわずかしか載っていない。もちろんネットを探せばいくらも出てくるのだが。俳句に門外漢なのでちょっと気になる。
日常の言葉(文字)として「雨水(うすい)」が使われることはあまりない。むしろ天(あま)から降ってくる「雨水(あまみず)」の方が生活に近い。春だけに限らないが「雨水(あまみず)」は恵みの雨=水だから。