ISS(国際宇宙ステーション)の「きぼう」実験棟内を<電動ファン>による浮遊(自律的な位置制御)している球体ドローン「Int-ball」を見てまず気付くのは,その愛らしさからテレビCMなどでお馴染みのロボット「Robi」だ。
(本ブログ関連:”Int-ball”)
実際に浮遊している Int-Ballの大きな黒い瞳や動作から、テレビアニメの「ケロロ軍曹」までも思い出してしまう。
本来、侵略を目的にやってきた宇宙人ケロロ軍曹は、やることなすこと全てピント外れで(本人の意思と違って)思わぬ展開になる。悪だくみは成就せず、結果的に地球の子どもたちと妙な友好関係になってしまうのだから。
Jaxa(宇宙航空研究開発機構)は、「Int-Ballだより」*をVol7まで発行している。
(*) http://iss.jaxa.jp/kiboexp/news/171214_int_ball.html
(Youtubeに登録のJaxaに感謝)
Int-ballは、実際は「超小型三軸姿勢制御」**の機構を持っている。<小型かつ軽量の人工衛星の実現>につながる技術だそうだが、素人目には表面的な擬人化されたデザイン(表情)に行ってしまいがちだ。
(**) http://www.kenkai.jaxa.jp/research/innovation/triaxial.html