遠くでドンと轟いた。それも数回。夏休みの終わりをしめる花火祭りのようなものだろうか。公式な行事もあれば、夜の遊園地に華を添えるものもある。今回はもっと小規模なものだろうけど。
最近、足をのばして花火大会に出かけたことがない。考えてみれば、ここ数年は、遠くで花火が破裂する音しか知らないのだ。それでも不思議なもの、音に合わせて七色の火花がぱっと広がる光景が浮かんでくる。
花火の記憶は、歳とともに原点に戻るようだ。子どものころ、社宅の子どもたち(年齢に幅がある)が集まって、父親の勤める工場の敷地上空に、大きな花火が上がるのを見に行った。昔は、夜といって心配もなかった時代。今、漠然とした光景しか残っていないが、それでも、子どもを上気させたあの気分は鮮明だ。
ところで、この夏に誓ったイディッシュ語の学習が冴えない。暑い暑いと言い訳ばかり。一昨年(2016年)以来だが、「イディッシュ語」の夏期間コース(初中級)が、来週 8/28~8/30 の3日間開かれる。頭にドカーンと刺激をいただき、頑張ってみたい。
(本ブログ関連:”夏休み2016 イディッシュ語”)