夏だ夏だ、8月だ。名実ともに夏、8月と組み合わせると一層夏らしくなる。とはいえ、教室で夏の計画はと問われれば、「短期留学」だとか「海外旅行」だとかいう羨ましい話しが出る。わたしといえば、勉強しますと応えるしかない。予定がないのは楽ちんだが、たずねられると少々困ってしまう。
一体いつだろう、海に行ったのは。ずっと以前、静岡県の伊東市の大室山(単成火山)に寄って、城ヶ崎海岸で黒光りした溶岩流の跡を楽しんだくらい。浜辺まで行って、海水に足をつけたのは遠い昔のこと。それは、同じく河津町の浜で沸石を採っていたとき、満ち潮になって、自動的に足首までつかってしまったのだ。
イ・ソンヒの11集所収の「見知らぬ海辺で(낯선 바닷가에서)」(1998年、作詞イ・ジェギョン、作曲バク・セジュン)は、感傷的だが海を感じさせる。さんさんと日がふりそそぐ夏といった感じではないが聴いてみよう。次のMV映像は前にも触れたが、もしかしたらいわくつきのものかもしれない。
(本ブログ関連:”見知らぬ海辺で”)
あなたを全て忘れるため、ここまで来たのよ
空が、青い海と出会う場所に
一つずつ思い出を取り出して、もう二度と私の心に込められぬよう
そう、あなたを私も捨てたくて、私のこころから去ってよ (ha~)
たとえ、こんなに、あなたを押しやってみても、戻ってくる
白い波のように、もう一度探しに来て
あなたもまた心に、まだ私がいるのなら、私に帰ってきて
昔のように、私を愛してよ
_______
一人残った時間は、恐ろしい沈黙になってしまって
たとえ私がいやだといっても、別れのときだったの (ha~)
この世の全ては、あなたから始まって、あなたがいない
私の現実という、深い悪夢だけよ
帰ってきて、私のそばに、私の手を握って
私の息が尽きるその日まで、あなたを待っているわ (ha~)
(Youtubeに登録のWSSIM2016に感謝)