イ・ソンヒの12集所収の「たぶん(아마...)」(2001年)は、ひきずる想いをドラマチックに歌う。女性の心に響き、特有の感応をするのだろうけれど、悲しむ自身を見せる器用さのない、おじさんには、この歌の世界になかなか至れぬ感がしてもどかしい。もちろん、イ・ソンヒが歌う女性を空想することはできるけれど、この世の生身の女性の姿にあてはめるのは・・・。
(本ブログ関連:”イ・ソンヒの「たぶん」”)
「たぶん」
その人の話し、しましょうか。 悲しい私の愛、聞き入れることができますか。
馬鹿でしょ、言葉ひとつできず、一人で胸を痛めるなんて。 私のそばにいても、
分かってください。 そんな気持ち、彼を見るたび、いいえ、私余計なこといい始めたようです。
*もう、その人には、命のような、そんな大事なものがあるのでしょう。
永遠に、私は堪えられない話をできないんです。 愛するという言葉は、たぶん・・・
なぜか、涙が止まりません。 つまらないでしょう。 私の気持ち分からなくて。
あなたがくれたハンカチに、涙とともに滲み出た言葉、それはあなたなのに。
本当に分からないのですか。 私のこんな気持ちを、いいえ、余計なこといい始めたようです。
*(2行繰り返し - 2回)
(Youtubeに登録のlys2187に感謝)